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リハビリテーション

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リハビリテーション

リハビリテーション

リハビリテーションについて

 入院時より、退院に向けたリハビリテーションが開始されています。また、入院中のリハビリテーションは退院後の生活に向けて基礎を作る大切な段階でもあります。入院中にしっかりとしたリハビリテーションが行わなければ、退院後に生活パターンが乱れたり、対人関係がうまく作れないために、退院後早期の段階で病状の再燃が起こります。
 また、入院中のリハビリテーションだけでは十分とは言えません。退院後は実生活を行いながら入院中に学んだリハビリテーションを実践・調整していく段階となります。
 このように作業療法やデイケアなどのリハビリテーションは、一見「単なるレクリエーション」のように見えるかもしれませんが、再発防止や社会復帰への大切な意味を持っています。特に入院中は必ず作業療法に参加することが大切です。
当院では、以下の図のように、入院中・退院後を5階層のリハビリテーションに分けて行っています。

当法人の入院・外来基本リハビリテーション体系

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入院中のリハビリテーション

第Ⅰ期のリハビリテーション

入院の初期段階は、病状により身体的にも精神的にも消耗が激しい時期です。また、対人関係や生活環境における不安が強い時期でもあります。

その為、この時期のリハビリテーションの主な目的は、
①しっかり休養を取りながらも基本的な日常生活パターンを整えること。
②不安焦燥感などに対して個人レベルでのストレス解消を行う事
③集団の雰囲気に慣れること
となります。

第Ⅱ期のリハビリテーション

入院の中期段階は、ある程度病状が回復しているものの、意欲が起きない状態であったり、新しく対人関係を作っていくためにきっかけをつかんでいく時期に当たります。

その為、この時期のリハビリテーションの主な目的は、
①病棟外で動きのある運動を行い、退院後の生活に向けて体力をつけていくこと
②プログラムの中で同じ行動を行う事により、集団の中での一体感を味わい、対人関係を作っていくこととなります。

第Ⅲ期のリハビリテーション

退院後の生活に向けて気力や体力の最終調整を行い、病気に対する基礎知識を得ながら病状の自己コントロール能力を身につけたり、より深いレベルでの人間関係を作ったりする段階です。

その為、この時期のリハビリテーションの主な目的は、
①心理教育プログラムの中で、病気に対する知識を得たり、グループミーティングなどにより、より深いレベルでの人間関係を作ること

②外出プログラムなどで病院外に出て気力・体力・病状の変化の確認を行う。作業療法プログラムではありませんが、退院に向けて外出や外泊を行い家族関係の調整を行ったり、病状の自己コントロール状況を確認することとなります。

退院後のリハビリテーション

退院後6ヶ月までのリハビリテーション

退院後しばらくの間は、地域生活や人間関係に慣れていないで戸惑う状況が続いています。その為、「生活しながら起こってくる課題を解決していく」事が必要になってきます。また、社会復帰をより確実なものとしていくためには、「人間関係をより広げていくこと」も必要となります。このような事を目的に、病状や状態に合わせて、またあなたのやってみたいことに合わせて、リハビリテーションが構成されています。

退院後6ヶ月以後のリハビリテーション

地域生活レベル向上のために、可能であればそろそろ次のステップへの移行を検討していく時期です。あなたが「やってみたいこと」を担当者と話し合ってみましょう。新たなステップに向かっていく時には、不安な気持ちも起きてくるはずです。この際のポイントは、やりたいことだけでなく、それに伴って起きてくる「不安な事」も素直に相談してみることです。

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