アルコール回復プログラム
アルコール回復プログラム(ARP)のご案内
当院では、アルコール依存症の治療プログラムを行っています。
アルコール依存症は、長期にわたってお酒を飲み続けた結果、体や心がお酒に依存状態になり、飲酒を自分でコントロールすることができなくなってしまう病気です。お酒によって様々な問題が出てもお酒をやめることができません。「自分でいつでもやめられる」と思いながら飲み続けています。一緒に暮らすご家族をも巻き込む病気と言われています。
アルコール依存症にはお酒の問題を認め断酒することが必須です。プログラムではアルコール依存症についての正しい知識を学び、また同じ問題を抱える人達と一緒に自分自身を振り返ることで、断酒をする心構えをつくっていきます。
プログラムではどんなことをするのか?
2か月を1クールとして、様々なプログラムを行っています。
- 学習会
- アルコール依存症についての知識を学びます。
- ミーティング
- 自分を振り返るための様々なテーマで話し合いをします。
- SST
- 断酒生活を続けていくためのスキルを身につけます。
- 院内自助グループミーティング
- 地域にある自助グループ(断酒会・AA・MAC)の方に来て頂いて院内にてミーティングをします。
- OBグループ
- プログラムを修了した方が参加でき、ざっくばらんに話ができます。
- 家族教室
- ご家族対象のアルコール依存症についての勉強会・座談会です。
プログラムに参加するには
入院中の方、外来通院中の方が対象になります。参加希望される方は、まず主治医にご相談下さい。プログラムの日時詳細については、ARP担当スタッフが直接ご説明致します。