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ストレスとは【9】

ストレスとは

ストレスを感じる認知

(1)根拠のない決めつけ

証拠が少ないままに思いつきを信じ込むこと。

例:初めて手がけた仕事がうまく進まないときに、この仕事はうまくいかないだろうとすぐに決めつけてしまう。

(2)白黒思考

灰色(あいまいな状態)に耐えられず、ものごとをすべて白か黒かという極端な考え方でわりきろうとすること。

例:何でも完全にできていないと気になってしまう。

(3)部分的焦点づけ

自分が着目している事だけに目を向け、短絡的に結論づける。

例:ある人に苦手意識を持っていると、行き会ったときにあいさつをされなかったという事実に目が向いて、やはり嫌われていると考えてしまう。

(4)過大評価・過小評価

自分が関心のあることは拡大してとらえ、反対に自分の考えや予想に合わない部分はことさら小さく見ること。

例:対人交渉が下手だと思っているために、上手に交渉できなかった時のことばかり思い出して、うまくいったときのことは忘れてしまう。

(5)べき思考

「こうすべきだ」「あのようにすべきではなかった」と過去のことをあれこれ思い出して悔やんだり、自分の行動を自分で制限して自分を責めること。

例:家事が十分にできない自分を見て「主婦なら家事を完璧にするべきだ」と責める。

(6)極端な一般化

少数の事実を取り上げ、すべてのことが同様の結果になるだろうと結論づけてしまう。

例:ひとつのあるプロジェクトがおもったように進まないときに、過去の失敗を思い出して、自分はいつも失敗すると考える。

(7)自己関連づけ

何か悪いことが起きると、自分のせいで起ったのだと自分を責めてしまいます。

例:子供が学校で問題をおこして担任から注意を受けたときに、すべて自分の育て方が悪かったんだと自分を責める

(8)情緒的な理由づけ

そのときの自分の感情に基づいて、事実を判断してしまう。

例:新しい仕事について時に不安を感じると、「初めてでよくわからないから不安なんだ」とは思わずに「こんなに不安なんだから、自分にはできないほど難しい仕事に違いない」と思いこんでしまう。

(9)自分で実現してしまう予言

自分で否定的予測を立てて自分の行動を制限してしまい、自分の行動を制限するものだから、予測どおり失敗してしまう。その結果、否定的な予測をますます信じ込み、悪循環に陥る。

例:人前で話そうとすると声が震えるのではないかと心配しているために、いざ実際に人前で話すことになると、失敗することばかり考えて意識過剰になり声が震えてしまって、結局やはりそうだったと考える。

出典 大野裕著『こころが晴れるノート』 (創元社)

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